[発寒] おやつ
  • あさひの家発寒
2023.06.26

認知症の方のみが入居できる9名ワンフロア(あさひの家発寒は、2階建て 2フロア)で、共同生活をする「グループホームあさひの家 発寒」では、『かんてんぱぱ』様の商品を、4年ほど前から使用させて頂いております。

 

食物繊維豊富な海藻を主原料とする「かんてん」を使っているが故の「便秘対策」、「血糖値対策」、「空腹対策」、また、単純に「安全安心なおいしいおやつ」として、お客様に提供させて頂いています。

 

 

 

 

具体的には、写真のような毎日の「10時のおやつ」や、「イベント」時の彩りで提供しております。

 

「10時のおやつ」の意義は、食事を召し上がっても、認知症の方の短期記憶が低下するためにおこる「あれ、私、食事取ってないわ。私だけ、朝ごはん、もらってないの?・・・」との疑念や不安の軽減・未然防止としての空腹対策でございます。

10時ころに、あまり質量の大きなお菓子を食べてしまうと、カロリー過多になったり、12時の昼食にも支障をきたすことがあるので、するっと食べられて、カロリーも誤嚥も少ない寒天ゼリーを使用しています。

 

かんてんぱぱ様の商品の使い方に関しても、「かんてんぱぱショップ」(所在地 宮の森2条11丁目)担当者様にお話を聞きながら、職員の創意工夫で、お客様の状況に合わせ、彩り、味、固さにも配意して、配合する牛乳や水の量などを調節して毎日、職員が手作りしております。

 

往診時に、10時のおやつの光景を見ている主治医からも、「こういう風に、味にも彩りにも配意して、便秘対策、認知症対策をできるのは、グループホームならでは、あさひの家発寒ならではであり、病院食では、絶対にできませんね、とてもいい取り組みだと思います。」と評価をいただいております。過去には、このかんてんぱぱの寒天ゼリーのお陰で、便秘が改善し、便秘薬を飲まなくて良くなった方もおりました。

 

この度、掲載した『かんてんぱぱ』様、また、関係各位皆様からの支えで、あさひの家発寒でのお客様の平穏な生活が成り立っています。

あさひの家発寒に関わる皆様のご支援や温かいお気持ちに、心から感謝いたします。

 

あさひの家発寒 施設長