- あさひの家発寒
発寒9条9丁目(セブンイレブン発寒8条店様の北側向かい)に所在しております認知症のお客様の入所介護を主目的とする「グループホームあさひの家 発寒」です。
本日は、職員からの提案で、お客様が喜んでいただけるように手製した『生八つ橋』のおやつ等について、写真を添付します。
なかなか食べる機会のない八つ橋を購入して、ただ、お出しするのも、一つの案ですが、今回は、京都の生八つ橋の皮が三越様で販売されているのを見て、これに、餡を包んでお客様が食べやすい大きさにして、手作りしてはどうかという事になりました。
そうしますと、当ホームのお客様が食べやすい大きさにもできて、誤嚥(気管に食物が入ってしまうこと)にも配慮できるという利点もあります。同じく三越様で購入した華やかな『おいり』という香川県の丸いお菓子も添えて、見栄えにも工夫をしました。
食器の選択、おやつの配置、彩り・・・の見え方ひとつで、職員が努力をしても、お客様の食費をかけても、お客様の手が伸びるかどうか?、「きれい!」「おいしいはず!」と先入観を持って食べて頂けるか?に大きな差が生じるからです。
ほかに、『かんてんぱぱ』様の牛乳寒天(イチゴ味)を使ってのデザートも、華やかに?で飾って、別日で、お出ししたりしています。
コロナの対策に変更があっても、なかなか気軽には、外食に行ける状態にはない認知症のお客様の毎日が、より喜びを伴ってもらえるよう、身体的ケアだけでなく、おやつの提供などでも、出来る限りの努力をしております。
職員の想いが、お客様に伝わって、「あら、きれい!おいしいわ!」と喜んでくださることが、何よりありがたく思います。また、このホームページを見ていただきましたご家族様等が、『お母さん(お父さん、妹は・・・・と関係性はいろいろございますが)は、職員さんが手をかけて作ってくれたこういうものをおやつで食べてるんだ、あさひの家発寒に、お願いして良かった。』と一瞬でも感じてくださることも、期待しております。
そういう喜びや安心、信頼の小さな積み重ねの輪が、認知症という大病の苦しみや悩みを超え、関わる皆様を、互いに、少しでも豊かな気持ちにして、より良いケアや、より良い関係性・・・より良い人生・・・につながっていくこともあるはずだ、と信じて、お客様に対し、これからも職員一同、心を尽くし、誠実に向き合って参ります。
あさひの家発寒 施設長
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