[発寒] お客様のための敬老会
  • あさひの家発寒
2023.10.25

10月の敬老会では、各階、お客様の想いを主体に、お客様とともに職員も考え、それぞれ別の趣向で、お客様が楽しんで頂けるイベントを実施しました。

 

1階は、皆様の関心ある料理に重きを置いて、1階の皆様が、お好きなお寿司を、食べやすい大きさで職員が握ったり、きれいな手作りのあんみつのデザートをつけたりして、お客様に喜んでもらいました。器についても、金沢で作られた金箔加工の器に、和菓子を盛り付けるなど、料理自体の味や彩りのほか、雰囲気にも、特別感を配意しました。

 

 

 

 

2階は、手作り感ある、紙芝居や、手品を、職員が主体で行い、お客様に、昔の、または子供のころの雰囲気を思い出してもらったりして、さらに玉入れ競争などもしてもらい、出来る限りアクティブに楽しんでもらいました。職員が一生懸命、何をしたら、要介護度も、個性も違うお客様一人一人が喜んでもらえるか、お客様それぞれの個性を考慮して決めてくれた各種イベントで、その気持ちがお客様にも通じたかと思います。

 

 

 

双方の階でも、フロア職員の数を通常の日中帯3人から4人に増やして、お客様に、いつもの日常とは少し違うイベント感や、料理、雰囲気などを提供し、喜んで頂けたと思います。ご家族様でLINEや、メールをしてくれている方には、この情景を配信しております。これからも、お客様の幸せのため、ご家族様の安心のために、お客様が求める事を聞き、探り続け、皆で考えながら、我々に出来る限界のことを実践していきます。

 

 

経営指南をされておられた一倉定という方が、『会社の真の支配者は、お客様である』という言葉を残されています。

「会社の好みをお客様に押し付けても、うまくいくわけがない。クレームをつけてくれるお客様や過去の実績を認めてくれない厳しいお客様を大事にすべきだ。」という意味を含みます。そのとおり、現在、未来のお客様・ご家族様皆様のご意見やご希望が重要です。ホームでしていることが会社や職員の自己満足で終わらぬよう、言いづらいこととは思いますが、忌憚ないご意見をいただければ、幸いです。我々のすべての努力は、お客様の心身の平和や幸せに資するはずだ!との誠実な想いのもと、職員皆が日々、成していることだからです。

 

 

あさひの家発寒 施設長