- あさひの家発寒
🏠認知症状をお持ちの方が1,2階9名ずつ合計18名様で、ご入居されている「グループホームあさひの家 発寒」です。
🤧当ホームでは平成30年10月の開設以来、感染症に関して流行なく、運営しております。また、面会再開以降のご家族様・関係者様、主治医となる勤医協西区病院 吉澤院長ほか医療関係者様のご協力のおかげです。
🚪ご家族様の面会は継続して何時でもお受けしていたところも、このたび、条件を事前ご相談のうえ、外出・外泊に関しても会社の方針として、再開しました。
そこで、各階で感染症対策研修・訓練を実施しました。
📜今回は、オンライン研修と研修報告書作成の座学と、実地想定訓練指導を併行して実施しました。写真は、感染対策防備をしてのノロウイルス対策訓練の一場面です。
上述の通り、あさひの家発寒では感染症対策の実践経験がないのですが、朝日ベストライフのグループ施設から異動されてきた経験も知見も厚いケアマネジャーらからの訓練指導をしてもらいました。
教科書では、得られない感染症対応経験のある職員からの指導や説明に、職員は聞き入って、活発に各種質問や意見が飛び交っていました。
このような研修機会も通じ、より感染症への意識を高めて、感染症0を継続して、入居者様の『健康』『命』『人生』を守っていき、朝日ベストライフ・あさひの家発寒の入居者様・関係者皆様からの安心感と信頼をより得て行きたく存じます。
🚩『職員が永続的な幸せを持てる』という弊社ビジョン(実現を目指し、将来のありたい姿とする)、『心のこもった介護サービスで幸福を』というミッション(私たちが果たす使命であり、存在意義とする)、『お互いを認め合い、助け合える環境作り』というバリュー(全職員が持つ組織としての共通の価値観)や、『ホームに関わる全ての人と認め合い・必要とし合い・孤立させない』というホーム理念を何より大事にして運営しています。
そのような理想と理念のもと、この感染症対策含め、日々のケア・各行事で、入居者様にとって、より良く・その人らしい生活を継続いただけますように尽力して参ります。
9月吉日 あさひの家 発寒 施設長
- あさひの家発寒
認知症グループホームあさひの家発寒です。
🎋先日の七夕行事の際に、職員の自主自律で、お客様の嗜好に合わせ海鮮丼などを手作りしました。
🌻下の写真が、七夕行事食です。色合いも華やかに、職員が考えてくれました。入居者様も大変喜んでいただきました。
🦐メニューは、頭付きのエビ、マグロ、いくら、サーモン、ホタテ、ぶりなど盛りだくさんの海鮮丼、彩り美しい七夕ゼリー、職員手製のローストビーフ、ふろふき大根、巾着、お刺身こんにゃく、甘味、フルーツ盛り合わせ、彩りある7色虹色素麺入りのお吸い物です!出来る限り安全でより良い食材を使い、食中毒対策も徹底しました。
🌌🌠黄、白、青で星や銀河をイメージした上の「七夕ゼリー」は、便秘対策にもなる寒天ゼリーを使用し職員が手製したものです。
🏠その中で、海鮮丼などのお膳や色鮮やかな手作りの七夕ゼリーが出てくるなり、感涙される入居者様がおられました。
「こんなお料理、ここで食べられるなんて・・」と泣かれているのが、印象的でした。新入社員らが食事作りの経験を発揮してくれたおかげです。
たまたま、新規入居見学でご来場されていたご家族様も「こんなすごいお料理が出るんですか?!」と驚かれていました。
😢「入居者様を喜びで涙させるような支援って、すごいな」と仲間がしてくれたことながら、率直に思いました。
食事作りに頑張った職員も驚き、泣いてくれる入居者様の姿に感激していました。
🚩あさひの家発寒では、お互いの凸凹をお互い様で支え合い、助け合いながら、個別ケアや職員の個性(食事作りが得意!お菓子作りが得意!など)を生かせる支援を重視しています。
『職員が永続的な幸せを持てる』という弊社ビジョン(実現を目指し、将来のありたい姿とする)、『心のこもった介護サービスで幸福を』というミッション(私たちが果たす使命であり、存在意義とする)、『お互いを認め合い、助け合える環境作り』というバリュー(全職員が持つ組織としての共通の価値観)や、『ホームに関わる全ての人と認め合い・必要とし合い・孤立させない』というホーム理念も何より大事にしています。そのような理念のもと、入居者様のために努力を惜しまない発寒職員の力が発揮された一例となる「涙」だと思います。
💛入居者様、ご家族様ほか皆様のご意見や評価を聴きながら、より入居者様の「幸せ」となる介護技術だけでは実現できない『食』や『環境』にも配意した個別ケアを推進していきます。
📸グループホームでの生活や、あさひの家発寒のケアを皆様に知ってもらうために、写真のご提供に協力いただきました入居者様、ご家族様に、心から感謝申し上げます。
2024年8月吉日 あさひの家 発寒 施設長
- あさひの家発寒
🏠地域密着型の入所施設として、西区発寒9条9丁目で、認知症の方の入居生活支援を行うグループホーム あさひの家発寒です。
🚙先日、職員の発案で、個人外出支援レクリエーションを実施しました。
あさひの家発寒には助手席に電動リフトが付いた福祉車両が1台常備されています。
リフトがあると、普通車への乗降に支障のある方や、車椅子のお客様でリフト椅子に乗り換え可能な方は、外出しやすくなります。
🚌外出レクリエーションというと、桜を見に行ったり、外食に行ったり、お買い物に行ったり、色々なパターンがあるかと思います。
🏠その中で、あさひの家発寒職員が発案したのが、入居者様個人個人が行きたいところへ行く、もしくは、その方のなじみの場所へ行くという支援です。(*一斉支援も行うことがありますし、毎回・全入居者様への画一的なレクリエーション実施ではございません。)
この度は、ご家族様に、ホームページへの写真掲載許可を個別にいただきましたので、ご自宅訪問の一例を紹介します。
📷写真は、グループホームの近隣地域にご自宅のある入居者様です。
ご本人様の希望も加味して、ご自宅におられた娘様を訪問しました。上記の発寒福祉車両にて、入居者様に、リフトを使い乗降いただき、折り畳み車椅子を積載して、ご訪問しました。
グループホームに一旦入居しますと、ご家族様の負担も大きく、ご自宅等に帰ることが少なくなることも多くあります。
その中で、職員同行でのご自宅への訪問に、ご本人様も、娘様も、ある種にサプライズで喜んで頂きました。
なじみの場所の最たる「ご自宅」ですので、入居者様にとっては、写真の笑顔の中に、言葉にならない『想い』もあったかと思います。
🚩あさひの家発寒では、個別ケアや地域密着を大事にしておりますが、その一例とも思います。
ほかの事例ではご家族様了承で、地域にあるご自宅や親族のお宅のほか、ご家族様の勤務先を訪問したりしたこともあります。
入居者様、ご家族様ほか皆様のご意見や評価を加味して、より入居者様の「幸せ」となる個別ケアを推進していきたいと思います。
なお、あさひの家発寒では、現状の感染状況を勘案しつつ、ご家族様同行での外出や外泊も、ご希望に応じ、条件を相談のうえで、了承しております。
グループホームでの生活や、あさひの家発寒のケアを皆様に知ってもらうために、写真のご提供に協力いただきました入居者様、ご家族様に、心から感謝申し上げます。
2024年8月吉日 あさひの家 発寒 施設長
- あさひの家発寒
しばらくぶりのブログ更新です。
発寒9条9丁目にて、平成30年10月の開設から6年を経ようとする『グループホームあさひの家 発寒』でのイベントのご紹介です。
🍣今、お住いの多くの入居者様が、お好きだというお寿司も職員の手作りでお出しすることもありますが、この度は、食べやすいサイズで、海鮮丼を、職員の手作りでご提供しました。
🍚また、以下の入居者様のお誕生会では、手作りのマグロの漬け丼やてんぷらなどのイベント食のご提供のほか、誕生日の主役の入居者様がお好きなカラオケや卓上金魚すくい(紙で作った金魚をすくうゲーム)?のようなイベントも行って、お客様に喜んで頂きました。
💛以前のブログにも書いたとおり、見栄えのいい豪華な海鮮丼などをお出しするのが目的ではありません。目的は、入居者様に少しでも「心」から喜んで頂くことです。
そのために、「主役の」入居者様が「食べたい」「してみたい」と望まれるイベント食やイベントを『心』を込めて、時間も手間もかけて、職員が考え手作りで提供しております。
💛このような「あさひの家発寒」での『心』を込めたイベントを行えるのは、ご縁のあった入居者様やご家族様、『心』ある職員がいてくれるお陰です。皆様、ありがとうございます。
🎁上の写真は、ご入居されているお父様に面会された娘様が、お誕生日のプレゼントをお渡しするシーンです。
お父様は、この後、娘様の書かれたメッセージカードを職員全員に、見せてくれて、嬉し泣きされておりました。
ホームとして、心温まるシーンでした。
🚪現状の感染対策上、ご家族様等の館内面会には時間制限(概ね30分間)、人数制限(2名)、場所制限(入居者様のお部屋で、会食無し)はありますが、回数、面会時間に、特別な制限はありません。ご家族様の望まれる時間に出来る限り合わせ、早朝、夜間でもご相談のうえで対応しています。
ご家族様との外出・外泊も、条件設定をご相談いただきましたうえで、ご利用いただけます。(今後、感染状況などにより、変更の可能性はあります。)
入居者様とご家族様のかけがえのない『人生』における貴重な「時間」を大切にしてほしいとの『想い』ゆえです。
💻最近になり、「ホームページ、ブログを見て、いいなと思い、見学を申し込みました。」、「誠実な運営姿勢をブログで見ました。見学してみたら、本当なんですね。」などのお話を入居見学者の方からいただけるようになりました。ありがとうございます。
皆様との『ご縁』を頂き続けておりますことに、心から感謝を申し上げます。
*写真にモザイクのない方は、関係者様各位に、肖像権等に関して確認のうえ、ホームページ上で御顔等公開の同意を得ている方となります。
無作為に個人情報を掲載することはなく、個人情報取り扱い規定に基づくものでありますので、ご了承ください。
7月吉日 あさひの家 発寒 施設長
- あさひの家発寒
先日、お客様のお誕生会で、主役となる誕生日のお客様が「大好き」だとお話をされる「お寿司」を、職員の手作りで皆様にご提供しました。
オーダーメイドで、そのお客様のために、ネタやシャリの大きさ、ネタの好みを考えた「お寿司」を職員が一生懸命、事前準備のもと、時間をかけて、お寿司作り専属で、軍艦なども交え各種で総数約170貫を握ってくれました。
お寿司だけでなく、数日かけて作る手の込んだ職員手製のデザート(桜の塩漬けを入れて、銀箔を散らした三層で出来た「桜と抹茶の水ようかん」)、ほか写真にある多彩なお料理も含め、主役のお誕生日のお客様、ほかのお客様も、「わ~、すごい!ありがとうね!」などとのお言葉で、大変喜んで食べて頂きました。
お寿司は、皆様におかわりまで頂きました。面会で同席されたご家族様も(後刻、LINEなどで写真をご覧になったご家族様も)、その様子を見て、とても喜んでご覧頂きました。
見栄えのいい豪華なお寿司を握るのが目的ではありません。目的は、お客様に心から喜んで頂くことです。そのために、「主役の」お客様が食べたいと望まれる「お寿司」やイベント食を『心』を込めて、時間も手間もかけて手作りで提供しています。
お客様の嗜好を知りつくした職員が、誰から指示されることもなく、自ら考え、作ってくれた、お客様のための「お寿司」とお誕生会のイベント食です。
このような「あさひの家発寒」での『心』を込めたイベントを行えるのは、人材不足の時代にもかかわらず、数多くの『心』ある職員がいてくれるからです。
また、数だけでなく、質としても高いもの(責任感や倫理観、お客様への想い)を持ったお客様に対し誠実な職員だけが在籍してくれているからこそできるとも考えています。
令和6年3月に実施された外部評価でも、職員の自主自律で、お客様のためになる先進的な各種取組みを実践している事などが高く評価されました。
外部評価結果の詳細については、
「ワムネット」 「あさひの家発寒」の二つの項目でネット検索
いただけると公開評価情報がPDFデータ等でご覧いただけます。
あさひの家発寒の見学を考えられているなど、ご興味のある方は、ぜひご参照ください。
平成30年10月の開設以降、お客様、ご家族様、医療関係者様、取引様、ほか関係各位とのご縁とご協力を途切れることなく与えて頂き続けておりますことに、心から感謝を申し上げます。
5月吉日 あさひの家 発寒 施設長
- あさひの家発寒
認知症の方が共同(1,2階各階9名)でお住まいなっている「グループホームあさひの家 発寒」です。
1月吉日、お客様の誕生会を行いました。
当ホームでは、お客様個々人の嗜好に、出来るだけ沿った食事提供を行っていますが、このたびのお誕生会では、誕生日の主役であるお客様が、とてもお好きな「お寿司🍣」を職員が握って、皆様にご提供しました。ご本人様にも、皆様にも喜んでいただきました。
写真のメニューは、🍣お寿司の握り(各種刺身ネタのほか、ローストビーフなど)に、うな玉の巻き寿司、あさりのお吸い物、食用菊と生麩で彩りを添えた里芋団子、銀粉散らしの黒豆、フラワーベリーゼリー(レアチーズケーキババロアとサイダーゼリーを基礎に使い、いちごとブルーベリー、食用花を込めて、見た目にも配意したもの)です。全て、職員の手作りです。
しかし、このお寿司メニュー、これだけではなく、職員が、お誕生日の主役の方のために考えたオーダーメイドなのです。
その方の嚥下機能低下や、義歯が合わなくなった状態、認知症状の進行があることを考慮し、以前から作っていた一口サイズの手毬寿司を超えた、写真にありますマイクロお寿司の握りに至りました。それが以下の写真です。
その方の食事介助を長く行ってきた現場職員が、「ムース食がダメでも、固形物を受け付けなくても、お好きなお寿司で、このサイズなら、見た目でも、ご本人様の目でお寿司と認識できて、ネタの味を感じつつ、食べてくれるのでは?」との案を出して、握ってくれたものです。(ほかの皆様に握ったものとの大きさの違いわかりますでしょうか。これは有名なお寿司屋さんにもマネできない、グループホームあさひの家発寒だからこその発想と思います。)
結果は、大成功!!🍣
最近は、食事で、刻みやムース食など出来る限り工夫しても、ほとんど受け付けられない状態でしたが、職員が握ったこの手毬寿司ならぬ、マイクロお寿司には、
『マ~グロが~食べ~たいっ!!』
と久しぶりに大きな声を自ら出して、おかわりまで希望されるくらいでした。有難いことで、面会のご家族様も喜んでおられました。(主治医様からも、嚥下機能低下のあるお客様に、こういう『食』の楽しみ方を試してもらえる環境は、グループホームあさひの家発寒ならではであり、とても素晴らしい、との評価を頂きました。)
こちらのお客様の場合、ほかのメニューは、工夫しても、なかなか嚥下には至りませんでしたが、人にとっての『食』の大切さ、食事作りに『心や想い』を込める事の崇高さ、そして、このように『心』をこめられる職員と共にお客様を支えられることの『ご縁』に、心から感謝をする機会をいただきました。
皆様、5年以上の長きにわたり、あさひの家発寒を支えていただき、本当にありがとうございます。
あさひの家発寒 施設長
以 上
- あさひの家発寒
発寒9条9丁目に開設しております「あさひの家発寒」です。
今回は、あさひの家発寒における、職員の「想い」の込められたお誕生会の料理のご紹介です。
写真は、職員が、一つ一つ心を込めて握ったお寿司🍣です。
写真の左のお皿と右のお皿で、握りの大きさに違いがあるのが、わかるでしょうか?
左は、通常のお客様への握り、右は、かむ力や、口の開き方、嚥下に、少しずつ支障の出てきた方への小さめの握りです。
右の握りをお出しするには、ご本人様、ご家族様、医療関係者様らの確認を取る、事業所内で検討するなどしながら、行います。
危険性とその価値を総合的に検討して、お寿司がお好きな方の生活のクオリティを落とさないよう出来る限りのケアを行っています。主治医様からも「こういう個別ケアができるのは、グループホームならでは、あさひの家発寒だからこそです。病院でも、他の施設でもできないところも多いかもしれません。」とお話をいただいています。
上の写真のご膳は、皆様、完食頂きました。「すごいね!すごいね!」、「私たちのために、こんなに一生懸命やってくれて、本当にありがたいね。」などとの普段よりも気持ちのこもったお言葉や、料理を見て、それまで「今日は、もう帰りますね…」と言っておられたお客様の帰宅願望(認知症状の一つ)が吹き飛ぶような状況もございました。認知症のお客様への心身へのケアも、もちろん大事ですが、生きる上で欠かせない『食べる』ことへのケアの重要性も再認識させられました。
上のおやつにも、甘いものがお好きなあさひの家発寒の入居者様のため、手作りで、時間と手間をかけました。甘露煮の栗が最下層の水羊羹の上の透明な寒天層に浮いているように見えます。普段の料理で、手の進まない方も含め、皆様、完食です。
現場の職員が『お客様のため』を想い、よくよく考えて、実践してくれたものです。皆様から、「こんな料理を食べられるなら、私も入居したいですね。」などとのお褒めお言葉もいただけております。
このようにお客様に喜んでいただけること、そして、それを実現できる心ある社員があさひの家発寒に多く在籍してくれていることに、いつも感謝しています。こんなに皆様が喜んで頂き、普段、嚥下の関係で、制限のある方も、何の支障もなく、お寿司やおやつを完食頂けることを見るに、「幸せ」や「信頼」という価値を少しでも創出できているのではないかと実感できます。
いつも、あさひの家発寒を支えて下さっているお客様、ご家族様、医療関係者様、取引関係者様、職員ほか、多くの皆様とそのご縁に、改めて心からの感謝を申し上げます。
あさひの家発寒 施設長
- あさひの家発寒
10月の敬老会では、各階、お客様の想いを主体に、お客様とともに職員も考え、それぞれ別の趣向で、お客様が楽しんで頂けるイベントを実施しました。
1階は、皆様の関心ある料理に重きを置いて、1階の皆様が、お好きなお寿司を、食べやすい大きさで職員が握ったり、きれいな手作りのあんみつのデザートをつけたりして、お客様に喜んでもらいました。器についても、金沢で作られた金箔加工の器に、和菓子を盛り付けるなど、料理自体の味や彩りのほか、雰囲気にも、特別感を配意しました。
2階は、手作り感ある、紙芝居や、手品を、職員が主体で行い、お客様に、昔の、または子供のころの雰囲気を思い出してもらったりして、さらに玉入れ競争などもしてもらい、出来る限りアクティブに楽しんでもらいました。職員が一生懸命、何をしたら、要介護度も、個性も違うお客様一人一人が喜んでもらえるか、お客様それぞれの個性を考慮して決めてくれた各種イベントで、その気持ちがお客様にも通じたかと思います。
双方の階でも、フロア職員の数を通常の日中帯3人から4人に増やして、お客様に、いつもの日常とは少し違うイベント感や、料理、雰囲気などを提供し、喜んで頂けたと思います。ご家族様でLINEや、メールをしてくれている方には、この情景を配信しております。これからも、お客様の幸せのため、ご家族様の安心のために、お客様が求める事を聞き、探り続け、皆で考えながら、我々に出来る限界のことを実践していきます。
経営指南をされておられた一倉定という方が、『会社の真の支配者は、お客様である』という言葉を残されています。
「会社の好みをお客様に押し付けても、うまくいくわけがない。クレームをつけてくれるお客様や過去の実績を認めてくれない厳しいお客様を大事にすべきだ。」という意味を含みます。そのとおり、現在、未来のお客様・ご家族様皆様のご意見やご希望が重要です。ホームでしていることが会社や職員の自己満足で終わらぬよう、言いづらいこととは思いますが、忌憚ないご意見をいただければ、幸いです。我々のすべての努力は、お客様の心身の平和や幸せに資するはずだ!との誠実な想いのもと、職員皆が日々、成していることだからです。
あさひの家発寒 施設長
- あさひの家発寒
認知症の方がご入居できるグループホームあさひの家 発寒です。
2階建ての2フロアで、各階9名のお客様が暮らしておられます。
毎日の生活の中で、くもん学習療法という、認知症の方専用の頭の体操をしたり、歌や玄関先までの散歩、各種レクリエーションをしながら皆様、自由にお過ごしになっておられます。
その中で、写真のとおり、皆様の健康と楽しみのために体操をすることもあります。今回の写真の体操は、当施設への医療介入をしてくれております「ご近所ナース」様のリハビリの先生が、お客様の前で音頭をとって行ってくれています。(『ご近所ナースリハビリステーション札幌』が正式名称です。YouTubeやLINEでも、リハビリや訪問看護のセミナーなどを開催されています。)
職員でも体操はしますが、これは、リハビリのプロが行う体操ですから、全員を取り込む雰囲気作り、や体操の質が違います。このような他では見たこともないケアを受けられるのも、ご近所ナース様のご配慮のお陰です。本当にありがたく思います。
体操の後は、水分補給も兼ねた「かんてんぱぱ」様(宮の森に「かんてんぱぱショップ」という店舗があります)の寒天ゼリーのデザートです。職員が心をこめ、2層3色(本当はアジサイを意識したのですが、色味が少し失敗??)で、時間と手間をかけて、手作りしています。とてもきれいで、美味しいです。残される方はおりません。スーパーでは絶対に手に入らない、職員の愛が込められたゼリーです。
自由な外出や外食ができないお客様の生活の場=ホームを、少しでもより良いものにしていけるよう、皆様の声を聴きながら、日々改善していきたいと考えております。
7月吉日 あさひの家発寒 施設長
- あさひの家発寒
認知症の症状のある方だけがご入居頂ける「グループホームあさひの家 発寒」です。
あさひの家発寒では、お客様や職員が出入りする空間である玄関はもちろん、フロア・トイレ等の匂い対策に関し、開設時から留意してきました。
一般的なお話として、職員は慣れるとなんでもなくても、面会の方などが、初めて高齢者施設に入ると、その施設によって、特有の匂いがすることが多々あります。
ずっと昔に別な会社の別な施設でのお話ではございますが、ご家族様と共に面会された年少者の方が『ここ、臭いから、もうおばあちゃんのとこには来たくない!』と母親に言ってるのを聞きました。とても悲しいお言葉で、ご家族様間の人間関係でもなく、コロナ等感染症のせいでもなく、ただ、施設の匂いのせいでご家族様の仲や距離がより離れてしまうのは、あまりに悲劇的であり、施設責任が大きいと実感したことがありました。
そこで、あさひの家発寒では、体臭、便臭、尿臭ほかの匂い対策として、コロナ等感染症の感染対策として、『日本リブケア株式会社』様(本社 白石区米里)のリネンサービスを利用させて頂いています。
認知症のお客様による汚損が多くあり得るシーツ、包布、枕カバーなどの洗濯・消毒・回収・交換・納品を(病院様やホテル様のように)定期的にしてもらっています。職員も汚染シーツ等を洗うことなく回収ボックスに入れるだけなので、時間手間の節約になり、ケアに集中できます。また、当ホームの家庭用洗濯機で落ちないような匂い、汚れを、お客様が我慢する必要もありませんし、その匂いが施設に染み付くこともありません。感染対策としても有用であり、当ホームは、開設以来、感染症クラスターの発生が0であり、コロナの館内持ち込みも0で推移しております。
もちろん、匂いがしないのも、コロナ0なのも、日本リブケア様のお陰は大きいところ明らかですが、日々の排泄関係ケアや感染対策に、職員が特に留意しているせいもあるかと思います。
ほかにも上の写真のとおり、天然素材での安心・安全・持続可能な物作りにこだわっておられる『アットアロマ株式会社』様(本社 東京世田谷区、@アロマ札幌店 ステラプレイス地下1階)にもご協力をいただき、内玄関等で同社製の天然素材のみを主原料とされるアロマを季節や機会ごとで趣を変えながら焚いております。
来客、見学のお客様、入居者様からは、「とってもいい匂いですね、あっやっぱり、アロマなんですね!」「こんなに匂いのしない施設は初めてです。」「アロマまで使用している施設があるんですね!(東京では、高齢者施設でも、アロマが当然なようですが、札幌のグループホームでアットアロマ様からのご協力を得ているのは、今のところ、当ホームのみだそうです。)」「気分が変わりますね!」「いい匂いね~」などのお言葉を頂くこともあります。
ただ、匂いやアロマが苦手な方もいるので、濃度は薄めにして、職員にも、お客様にも不愉快でないか随時確認するようにしております。
当月のアロマは、『アットアロマ札幌店』店長様のおすすめもあった季節限定の『アイスフラワー』です。
説明のポップ(写真奥の紙)にあるとおり、『アイスフラワー』は、ローズ、ペパーミント、北海道はっか、イランイランなどをブレンドした複雑で爽やかで華やかな香りです。アロマで、匂いをつけるだけでなく、配合の天然成分のミントには、消臭、抗菌等の作用もあるそうです。配合される「北海道はっか」の採取のために、店長様も自ら、北見市の、ある栽培家様のところへ、採取のお手伝いに行かれるそうです。お客様へのサービスを誠実にする上で、「現場」を「体験」することはとても大事ですよね。(フラスコのようなガラスが上についているのが、「オーブ」という商品名でアロマ原液を空気の圧力で噴霧します。白っぽい円筒形のものは、「コウ」という商品名で、アロマ原液をフェルトに垂らして、それを商品内の小さな扇風機で外に拡散させます。状況により使い分けています。)
マスク生活が長くなる中(高齢者施設はマスク継続中です)で、職員側で、一方的に匂いに鈍感にもなりうる点にも、気を付けておりますところ、「アイスフラワー」は、マスク越しにも軽く香るとても爽やかな香りです。
なにかの折に、施設見学をお電話(あさひの家発寒代表011-669-7771)で、事前にお申し込みいただければ、いつでもアットアロマ様ご提供の香りを玄関等で感じて頂くことができます。入居にすぐにはつながらないことでも、地域の方のお困りごとに少しでも寄り添いたく、いつでも、地域の方の認知症等に関するご相談を受付ております。
なお、玄関のディスプレイ中央奥にかけられているのは、お正月飾りのように見えますが、朝日ベストライフの昇る『朝日』を具象化したオブジェです。ここには季節感あるディスプレイや季節のお花を添えることもありますが、今はこの『朝日』のオブジェと、季節のお花で芍薬(しゃくやく)です。弊社代表取締役日浦ならびにホームの方針で、お客様のために、本物の花と本物の絵や芸術・工芸等の配置(もちろん、本物のアロマも)は大事にしております。
全ては、お客様の暮らしの場である「グループホーム≒家庭的な場」の『質』を、より良くするため、お客様の命や人生を背負う職員皆の『お客様の生活』への『意識』をより高く保つために実践しております。
ご意見等は、ghhassamu@asahibestlife.jp または、あさひの家発寒代表 011-669-7771 まで、お願い致します。
あさひの家発寒 施設長